コロナ禍、ウクライナ危機、半導体不足に続いて円安・インフレが家計を直撃。
そんな時代にコスパ最強と名高いCPUが「第12世代 Core i3」だ。
第12世代 Core i3 12100 を侮るなかれ。
Core i3 12100の性能はTDP65Wを維持したまま、上位グレードである第10世代Core i5や第9世代Core i7 を凌駕する。
Core i5 10400 BOXは2020年5月発売。
Core i7-9700Kは2018年11月発売。
これらに匹敵、またはそれ以上の性能とイメージすれば、導入した際の使用感は掴みやすい。
12世代core i3は今が買い時
実売価格は、Core i3 12100F BOX(内臓GPUなし)が14,000円、Core i3 12100 BOX(GPUあり)が16,800円程というお手頃価格である。
12世代の下剋上的なコア性能の向上。
先々のPCグレードアップを加味しつつ、今は価格を抑えたいというユーザーに好まれる選択だ。
PC自作派のパーツ換装では残存パーツがそのまま使えるのなら、最低限必要となるパーツはCPUとマザーボードのみ。
マザーボードは、12世代に対応したインテル LGA1700 ソケットを搭載した、安価な「ASRock H610M-HDV/M.2」あたりでも良い。
チップセットINTEL H610と聞いてもピンとこない。OCもRAIDも興味ないなら、むしろこれが安くて良い。今なら11,000円ほどで入手できる。
ちなみにASRock Japanさんは、昨今の円安でこんなことになっている。
なんでこんなにおぎゃああああああああってしてるかというとですね。
円安→PCパーツは輸入製品なので価格が上がる→同じ型番の製品が高くなってる→買ったら高い→今は買う時期じゃない→おぎゃあああああああ https://t.co/xBL39OwRT2— ASRock Japan (@AsrockJ) June 13, 2022
愛すべき台湾企業、僕らのASRock。
台湾パイナップルのついでにASRockマザーを食べて応援しよう。
近所のスーパーに並んでいるはず。
12世代core i3 換装コスト
・グラボを持っている場合。
【CPU】Core i3 12100F BOX (14000円)
【マザーボード】ASRock H610M-HDV/M.2(11000円)
合計 25000円
・グラボを持っていない場合。
【CPU】Core i3 12100F BOX (16800円)
【マザーボード】ASRock H610M-HDV/M.2(11000円)
合計27,800
・メモリ(DDR4)がない場合。
ボトルネックになりがちなストレージにM.2 SSDを選択するなら、メモリは PC4-25600以上が速度的なバランスが保てる。
DDR4 PC4-25600 8GB 1枚(8G)が3800円、2枚組(16GB)で7000円程度の追加費用。
・おすすめの M.2 ストレージ
M.2 (Type2280) 500GB【WESTERN DIGITAL】WD Blue SN570 NVMe WDS500G3B0C 7,250円ほど
・その他、パーツは使いまわせるものは使えば良い
PCケース、電源、ストレージ、モニター、OS、マウス、キーボード、スピーカー、光学ドライブ、Wi-Fi、Bluetooth、エトセトラ…
・OS
自作派にとって無駄な出費になりがちなWindows。
買ってしまうのが手っ取り早いが、ubuntuなどLinux系の無料OSを使えばタダ。
円安おんぎゃあ!
やばいよ、やばいよ、押すなよ、押すなよ!
残念ながら、この状況は短期には改善しないと思います。
コロナ禍、ウクライナ危機の影響が顕在化するのはまだまだこれから。
こんな時、生活に負担を感じ始めた人は無理をしてはいけません。
子育て世代ならなおさら不必要な出費は抑えるべきでしょう。
賢い家庭は適正スペックの製品を選択します。
メディアではグラボが安くなった安くなったと言いますが。
柔らかく言って、現在の価格でも十分に超異常です。
その点、このCPUは非常に良い。
このご時世で非常にコスパの良いCPUです。
12世代core i3は、いわゆる平均的なPCユーザーには十分な処理性能を発揮します。
グラボを積めばPCゲームも可能。
当然、ヘビー級のタイトルを高設定でブン回すとなれば上位グレードのプロセッサには及びませんが、適正なグラボを選択すれば動かないゲームもまずありません。
あまらせた資金は先を見越して適所適財。
『必要なのは今だ』というタイミングで投入すればよいのです。
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